北海道で三代続く歯科医院が2022年4月、新たな山田歯科・矯正歯科として生まれ変わりました。
患者一人ひとりへの丁寧な対応と安心感を提供し、最新技術とヨーロッパ基準の衛生環境で高品質な治療を実施。
治療は、拡大治療マイクロスコープでの「治す」作業と精密診断CTでの立体的な「診る」作業から始まり、患者様の口腔の健康だけでなく、心にも寄り添うことを大切に安心の治療計画を提案。
祖父から受け継がれた歯科医としての使命感と、先進技術を駆使した治療へのこだわり、そして患者様の気持ちに寄り添う診療姿勢などを聞いた。
どういった経緯で歯科医師になられたんですか?
祖父、両親ともに歯科医師であり、歯科医院の上に実家がありました。そのため小さい頃から医院に遊びに行き、歯科衛生士さんに遊んでもらっていました。その際にふと見える普段とは違う家族の後ろ姿を見続けてきたことで、幼いながらも歯科医師という職業に興味を持っていました。その後は野球に打ち込みながらも勉強も頑張っていました。高校に入学後は、歯科医師になるのかなと漠然とした気持ちから、後継がいないこともあり本格的に目指すようになりました。
どういった経緯で開業されたんですか?
歯科医師を志した時点で、いずれは実家の歯科医院を継ぐという気持ちでおり、それは大学卒業後も変わりませんでした。父が小さい頃に病気で亡くなったため、祖父が引退後は母が一人で歯科医院を経営していました。卒業後は母の早く継いで欲しいという希望と、まだまだ外で勉強をしたいという気持ちとで、開業するタイミングに悩みました。北海道大学での学位も無事に取った後、2年間を目安に開業の準備と外での研鑽を積むことを決め、予定通り開業するに至りました。
仕事へのこだわりを教えてください
大学卒業後は、実家を継ぐ準備をするためにすぐに札幌に帰ってきました。今後どんどん高齢者が増えていくことで、入れ歯の治療ががきちんとできなければと思い、研修医から北海道大学の義歯補綴科に入局しました。そのまま大学院にすすみ、入れ歯やインプラントの勉強と研究を行っていました。また、入れ歯以外の分野の様々な勉強会に参加し研鑽を積んできました。治療に関して勉強をしてきたなかで、頑張って治療をしても残念ながら再発してしまうことがありました。そういった経験から、治療の質はもちろん高めなければいけませんが、同時にそもそも治療をしなくても良い口腔環境を作っていかなければいけないなとも考えていました。 患者さん一人一人に合った治療を一緒に見つけていき、より良い健康に向けた、質が高く丁寧な治療を提供できるように日々研鑽しています。また、治療如何に関わらず、患者さんの健康が長く続くようにサポートしたいと考えています。
お休みの日は何をしていますか?
1歳に満たない子供がいますので、休みの日は一緒に過ごすようにしています。天気の良い日は少し遠出して公園に行ったりしています。これからどんどんできることが増えてくると思いますので、それを楽しみに日々生活しています。
最後に患者様へメッセージをお願いします。
患者さんは歯科治療に対してネガティブなイメージを持っている方がほとんどだと思っています。抜歯となった理由を尋ねると『何かわからないけど歯を抜かれた』『抜きたくなかったのに勝手に歯を抜かれた』などと訴える患者さんが多いです。複雑なお口の中を口頭での説明で理解できるわけがありません。当院ではできる限り目で見て理解してもらうことを心がけています。お口の中の状態、治療の経過など様々なツールを用いて実際に見ていただきます。その上で、ご自身のお口の中に興味を持っていただき、治療内容を理解し、実際にどのように治療しているのかを視覚でお伝えします。きちんと理解していただいた上で患者さんにとってベストな治療方法を一緒に考え、質の高い治療を丁寧に提供します。 また、今は困っていないけど、生涯にわたって自分の歯で不自由せずにご飯を食べたいと考えていらっしゃる方にも、虫歯があるないだけではなく唾液検査など様々な観点から予防のアドバイスもできると考えています。