東京都青梅市藤橋にある「モモセオーラルケアクリニック」は、一般歯科や予防歯科を中心に、矯正治療やホワイトニングなど幅広いニーズに対応しています。院長の百瀬文弥先生は、「日本歯周病学会 認定医」として地域貢献に努めています。「日本歯周病学会 認定医」とは、3年以上の研修施設での研修を経て、基本的な歯周治療の知識と技術をマスターし、認定医試験に合格した歯科医師のことです。全国の歯科医師人数(107,443人)のうち、日本歯周病学会の認定医はわずか1323名(2023年1月現在)と非常に稀有な存在です。技術の研鑽を怠らず、常に最新の治療法を取り入れている百瀬院長ですが、患者様には優しく丁寧に説明し、安心して治療を受けられると信頼を寄せられています。百瀬院長に、クリニックの治療方針や今後の展望について詳しくお聞きした。
どういった経緯で歯科医師になられて、勤務医時代を過ごしましたか?
私が歯科医師の道を選んだのは2011年、東日本大震災の年でした。日本全体が大混乱の中、人のために尽くすことの意義や、歯科医師として自分に何ができるのかを深く考えながら研修医時代を過ごしました。当時25歳の若輩者でしたが、その経験は私にとって非常に大きなものでした。私は地元の青梅市が大好きで、そこで仕事をさせていただけることに誇りを感じています。実を言うと、歯科医師になったのは、同じく歯科医師である父の勧めがきっかけでした。あまり深く考えずに歯学部を受験しましたが、大学生活を通じて歯科医療の面白さと奥深さに気づきました。幼少期から地元に貢献したいという思いがあり、手を動かすことやものづくりが好きな私にとって、歯科医師になることは自然な選択でした。今では他の職業に就くことは考えられず、天職に出会えたことに感謝しています。これからも地元に貢献し、患者様の笑顔を守るために全力を尽くしていきたいと思います。
どういった経緯で開業されたんですか?
私が開業を決意したのは、予防歯科をメインとしたクリニックを立ち上げたいという強い思いからでした。私の経験を通じて「予防に勝る治療は無い」という信念を持つようになりました。どんなに丁寧に治療を行っても、自分の健康な歯に勝るものはありません。そのため、私は『モモセオーラルケアクリニック』を開業しました。当院には『歯科医院』ではなく『オーラルケアクリニック』という名前を付けました。これには私の想いを名前に反映させています。患者様の歯をいつまでも美しく健康に保つことを目指しています。具体的には、「予防歯科」「ホワイトニング」「歯周病治療」「矯正歯科」などに力を入れ、総合的な口腔ケアを提供しています。一般的な虫歯治療や被せもの治療が必要な場合にも、丁寧に施術し、できるだけ再発を防ぐよう努めています。だからこそ、『モモセオーラルケアクリニック』は、患者様の健康を第一に考え、予防とケアに重点を置いた診療を行っています。患者様一人ひとりの笑顔を守るために、私たちは最善を尽くします。
数少ない「日本歯周病学会 認定医」である院長の、歯周病治療の重要性や、定期的なケアの必要性についてお聞かせください。
歯周病治療は、口腔内の健康を守るために非常に重要です。歯周病は、未治療のまま放置すると歯の喪失につながるだけでなく、糖尿病などの全身疾患にも悪影響を及ぼすことが分かっています。したがって、歯周病治療は口腔内だけでなく、全身の健康にも寄与します。まず、歯周病治療の基本は歯をきれいにすることであり、定期的なケアが欠かせません。歯石の除去やプラークのコントロールを通じて、口腔内の衛生状態を良好に保つことが重要です。これにより、歯周病の進行を防ぎ、健康な歯と歯ぐきを維持することができます。具体的には、初診時には徹底した検査を行い、歯周病の進行度合いを正確に診断します。患者様の症状やニーズに応じた治療計画を立案し、最先端の治療技術と経験豊富な専門スタッフによって、患者様一人ひとりに合わせたサポートを提供しています。専門的なクリーニングや正しいブラッシング方法の指導、フロスの使用、食生活の見直しなども行い、総合的に口腔健康を支えます。モモセオーラルケアクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられる環境を整えています。日本歯周病学会認定医として、知識と経験に基づいた適格な治療を提供し、患者様の生涯にわたる健康な歯を維持するために全力を尽くしています。
「日本歯周病学会 認定医」としての役割や診断、検査の重要性についても教えていただけますか?
「日本歯周病学会 認定医」としての役割や診断、検査の重要性についてお話しします。歯周病のケアは、患者様の歯を健康に保つために非常に重要です。予防から治療、アフターケアに至るまで、総合的な歯周病ケアを提供することが「日本歯周病学会 認定医」の役割です。まず、歯周病の有無や進行度を診断するために、口腔内を徹底的に検査します。これにより、患者様一人ひとりに合わせた個別の治療計画を立案することができます。診断と検査の重要性は、正確な治療を行うための基礎となるからです。進行した歯周病に対しては、専門的なサポートを行い、生活習慣や全身の健康状態に応じた治療を提供します。具体的には、最新の治療技術と経験豊富な症例から総合的なケアを心掛けています。治療後の予防にも力を入れており、定期的な健診を通じて治療効果の持続に努めています。このようにして、患者様が快適な生活を送れるようサポートしています。だからこそ、「モモセオーラルケアクリニック」では青梅で患者様の健康を守るために、徹底した診断と検査を行い、最適な治療を提供することを心掛けています。患者様の歯周病ケアに対する信頼に応えるために、常に最善を尽くしています。
院長は、常に地域貢献したいと言われますが、その理由をお聞かせいただけますか?
地域貢献の理由として、私は地元での歯科治療に力を入れ、地域に還元することを目指しています。医療系の家系で育ったことから、自然と地元に貢献したいという思いが芽生えました。また、中学まで地元で過ごし、たくさんの楽しい思い出があります。この地で多くの方々に支えられて育ったことを考えると、歯科医師として恩返しをしたいという気持ちが強くなります。地域の皆様に少しでも貢献できるよう、これからも地元での歯科治療に全力を尽くしていきたいと考えています。
地域貢献したいと思われたきっかけや具体的なエピソードはありますか??
大学卒業後に地元で働き始めた際、多くの人が歯の健康に問題を抱えていることに驚きました。特に、予防やケアの重要性が十分に理解されていないことを痛感しました。この経験から、地域の皆様に予防歯科の重要性を広め、歯の健康を守るお手伝いをしたいと強く感じるようになりました。地元で過ごした楽しい思い出がたくさんあり、恩返しをしたいという気持ちがさらに強まりました。これが、私が地域貢献を目指す大きなきっかけとなりました。
地域貢献の具体的な取り組みについてお聞かせください。
地域貢献のために、小学校や幼稚園での検診や、子ども向けの歯磨き指導、青梅看護専門学校での授業などの活動を行っています。これらの取り組みを通じて、地域の子どもたちや医療従事者に歯科医療の重要性や予防ケアの知識を広めることを目指しています。このような活動をすることで、地域全体の歯の健康を向上させることに貢献できると考えています。
今後の展望はいかがお考えでしょうか?
現状に満足せず、さらに地域貢献を進めたいと考えています。さらに、具体的な計画を考え、地域の中で存在感を示し、より多くの方々に予防歯科の重要性を伝えていきたいと思っています。今後も地元の皆様に信頼される「モモセオーラルケアクリニック」として、地域全体の健康をサポートしていきたいと考えています。
最後に患者様へメッセージをお願いします。
地元青梅市で育った人間として、また、日本歯周病学会認定医として、地域の皆様に信頼される歯科医療を提供することを目指しています。痛みのある歯だけを治療するのではなく、歯、歯ぐき、かみ合わせなどをトータルで見て、美しく長持ちする治療を心がけています。当院では歯周病治療や矯正治療に力を入れていますが、一般的な虫歯治療や入れ歯治療もお気軽にご相談ください。また、治療後は3ヶ月ごとの定期健診を行い、患者様の口腔健康を長期間にわたりサポートいたします。皆様の健康と美しい笑顔を守るために、これからも地域貢献を続けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。