福岡県朝倉市の「なるみ歯科クリニック」では、父の後を継いで院長を務める月俣育美先生が、その稀有な経験を活かし、患者様の健康と美を追求しています。もともと歯科衛生士としての深い知識を持ちながら、リップアートメイクに情熱を注ぎ、その技術で日本大会で受賞するほどの実力を持っています。ここでは、美と健康をトータルでサポートするための施策について、院長にお話をお聞きした。
どういった経緯で歯科医師になられたんですか?
父が運営していたこのクリニックを引き継ぐ形で、私が歯科医師として就任しました。「月俣歯科」より平成25年に「なるみ歯科クリニック」に改名しました。私はもともとは歯科衛生士としてキャリアをスタートし、その中で患者さんの美容への関心が高いことに気付きました。特に、自分自身がリップアートメイクで傷跡をカバーした経験から、美容目的でアートメイクの技術を学び、3年前からは本格的にリップアートメイクを行っています。この分野で日本大会のデザイン部門で受賞するなど、その技術を高めてきました。父の後任としてこの道を選びましたが、しっかりとした専門性と資格を備え、患者様一人ひとりの健康と美をサポートしています。
仕事へのこだわりを教えてください
「なるみ歯科クリニック」では、皆さんが痛くなる前に、悪くなる前にお越しいただけるようなクリニックでありたいと願っています。私たちは、歯医者さんがただ痛みを感じたときに行く場所ではなく、予防として定期的に訪れる場所であるべきだと考えているからです。予防だけではなく、歯周病治療に特化し、認定医の資格を取得しており、実際に、痛みがなくても歯磨き時に出血がある、または歯が揺れるという症状があった多くの患者様が、当院での治療により大きな改善を実感されています。また、訪問歯科も行っており、ご高齢の方や体が不自由な方も地域のサポートをさせていただいています。必要に応じて、大学病院とも連携を取り、幅広い治療を提供しています。
最後に患者様へメッセージをお願いします。
「なるみ歯科クリニック」では、治療終了後も皆様のお口の健康を長期にわたり守るため、メンテナンスの重要性に特に力を入れています。メンテナンスとは、歯周病を再発させないためにも、健康な状態を維持するための定期的な治療です。当クリニックでは、個々の患者様の状態に合わせて3ヶ月ごとの定期的な訪問を推奨しております。
また、院長の私を含めスタッフ全員が女性です。女性ならではのきめ細やかな配慮で、特に女性の方々が抱えるお悩みを安心してお話しいただける環境を整えています。忙しい皆さんが通いやすいように、木曜日を除く平日は夜20時まで診療を行っておりますので、お仕事帰りにもぜひお立ち寄りください。
皆様のお口の健康だけでなく、心の健康にも寄り添うことができるよう、日々精進してまいります。お口の中の小さな変化もお気軽にご相談ください。一緒に健康な毎日を守りましょう。