東京都で北参道駅からすぐの場所に位置するドイデンタル原宿クリニック。土井直洋院長は「健康美」と「ペインフリー」を治療コンセプトに掲げ、患者にやさしい治療を心掛けています。開業以来インプラント治療を26年以上の経験を持ち、自然に囲まれた空間でリラックスできる治療環境を提供。土井院長は「基礎があってこそ専門特化が成立する」と語り、その長年の経験と専門知識があるからこその情熱をお聞きした。
どういった経緯で歯科医師になられたんですか?
子供のころからずっと、医師か歯科医師になりたいと思っていました。特に、歯医者での痛みが苦手だったので、痛くない治療をしてくれる歯科医院に行くのが夢でした。そんな自分の経験から、誰もが痛みを感じることなく治療を受けられるような歯科医になりたいと強く思い、その道を選びました。今では、痛みの少ないやさしい治療を提供することを一番大切にして、患者さんがリラックスして治療を受けられるよう心がけています。
どういった経緯で開業されたんですか?
東北大学出身の私は、都会の中でも自然を感じられる場所で、患者さんがリラックスできる歯科クリニックを作りたいと思い開業しました。その結果、1998年にドイデンタル原宿クリニックが誕生しました。クリニックでは、従来の歯科医院とは異なる、リラックスできる雰囲気を重視しています。明るく日の光が差し込む待合室や、診療室から見える緑溢れる中庭は、都会の喧騒を忘れさせ、患者様に四季の移ろいを感じながら治療を受けていただけるようにしています。このような環境が、患者様にとって通院が楽しみな時間となり、心からリラックスして治療を受けていただけることを目指しています。
仕事へのこだわりを教えてください
私の仕事へのこだわりは、「健康美」を目指す治療にあります。「健康美」とは、歯の健康だけでなく美しさも重要視し、これらを学術的にバランスよく組み合わせた治療を行っています。また、審美歯科治療については、日々ご相談に来院される患者様が多くいらしゃるため、セレック(3Dスキャン)を利用したセラミック治療や、歯科矯正治療による歯並び改善、併せて噛み合わせの改善も行なっています。また、専門分野のインプラントについては、大学院の博士課程論文がインプラントの噛み合わせに関するものでした。また、勤務医時代に勤めたクリニックでは、インプラント材料の開発も行っており、外科的な処置が得意だったことから、インプラント治療を深く追求することができました。これらのことから、審美治療やインプラント、その他の複合的な治療を行うことで、健康で美しい歯の実現をさせることが私の治療への真摯な姿勢です。
お休みの日は何をしていますか?
他の医院からの紹介で来院される方が多いため、患者さんに期待以上の感じを持ってもらえるように、お休みの日もスキルアップを心がけています。最新の知識を身につけるための勉強や、他の先生から新しい技術を学ぶために多くの時間を費やしています。患者さんへのベストな診療の提供は、自分自身が健康であることと考えているため、ジムに足繁く通ったり、好きな食事やワインを嗜むようにしています。このようにして心身ともにリフレッシュしながら、患者さんにより良い治療を提供できるよう努めています。
最後に患者様へメッセージをお願いします。
当院では、審美治療やインプラント治療の他、あらゆる歯科治療を提供できるよう努めています。特にインプラント治療においては、単に技術を駆使するだけでなく、噛み合わせの重要性を含めた全体的な視野を持って治療に臨んでいます。また、他院で断られることの多い難しい親知らずの抜歯も、当院では得意としています。インプラント治療は専門医でなくとも行えますが、専門医としての知識と技術は治療の質を担保します。昨年、開業25周年を迎え、長年にわたり基礎を大事にする理由は、単に歯の健康を守るだけでなく、全身の健康を目指しているからです。現代は人生100年時代と言われています。そのため、治療が必要な時だけでなく、何も問題がない時も、3ヶ月に一度は歯科検診を受けて、長く健康な歯を維持しましょう。私たちは患者様の健康な笑顔を一番に考え、日々の治療に臨んでいます。