1955年、目黒区東山に開業された神部歯科医院。常に「無痛治療」「なるべく削らない治療」「抜かない治療」を心がけ、治療後のアフターケアにも力おいれており、地域の信頼を築く。その理念の源泉を、歯科医師を目指した経緯、仕事へのこだわりから垣間見る。先生の熱意は、仕事への情熱と共に語られる。そんな先生の歯科医師になられた経緯や仕事へのこだわりなどをお聞きした。
どういった経緯で歯科医師になられたんですか?
曽祖父から歯科医師で、自宅兼診療所で一緒に暮らしていました。毎朝白衣を着て診療所に向かう祖父の姿を見て、物心付いた時から憧れていて自分も歯科医師になりたいと思ったからです。
特に力を入れている治療や方針は?
来院される患者さんに予防の重要性を伝えるように心がけています。口腔内写真を撮ったり染め出しをしたりして、誰にでも分かりやすく説明するように心がけています。虫歯に関しても、処置前・処置中・処置後と写真を撮って説明することを徹底しています。
仕事へのこだわりを教えてください
どの仕事でも当たり前ですが、ベストパフォーマンスを日々続けるためには体調管理が重要なので、体調管理は意識しています。休みの日は遊んだり、買い物したりとリフレッシュを心がけています。また、年々強く思うことは、働いてくれているスタッフに感謝して、大切にする事です。働きやすい環境の提供、診療の流れなども頻繁に話をして柔軟に対応するようにしています。新しい事を始める前も一度話をしてから検討したりと、スタッフと共に考えるように心がけています。
お休みの日は何をしていますか?
セミナー等がない時は家族と過ごす時間にしています。
最後に患者様へメッセージをお願いします。
歯が有るのか無いのか、口腔環境が良いか悪いかは生涯重要になります。医療の発展により平均寿命はのびましたが、大事なのは健康寿命です。いつまでも健康にいるために重要なのは自分の歯がある事で、子供のうちから歯医者に行くことをお勧めします。いつまでも元気に美味しいものを食べたり、噛む事が脳への刺激にもなりますし、踏ん張りも効きます。歯が有ることが生涯の健康には欠かせません。ぜひ行かれていない方はお気に入りの歯科医院を見つけてください。